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ダライ・ラマ法王  ノーベル平和賞百周年記念シンポジウムで演説予定

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2001年11月24日
ロンドン チベット事務所

チベットの宗教的政治的指導者であるダライ・ラマ法王は、2001年12月6〜8日にノルウェーのオスロで開催されるノーベル平和賞百周年記念シンポジウムで演説する予定である。法王は、誤解、不信、恐怖という争いの原因と、平和的規範について演説する。

ミハイル・ゴルバチェフ、シモン・ペレス、デズモンド・ムピロ・ツツ、ジョン・ヒューム、エリー・ウィーゼル、ホセ・ラモスホルタ、オスカー・アリアス・サンチェスもこのシンポジウムで演説する予定である。

ダライ・ラマ法王は1989年にノーベル平和賞を受賞した。ノーベル平和賞委員会は、表彰状で次のように強調した。「ダライ・ラマはチベットの自由を求める苦闘において、暴力に訴えることに常に反対してきた。彼は、チベット人の歴史的文化的な伝統を守るために、寛容と相互尊重にもとづく平和的解決を提唱してきた」

「委員会の見解によれば、ダライ・ラマは、国際紛争、人権問題、地球環境問題の解決のために、建設的かつ先見的な提案をしてきた」

ダライ・ラマ法王は、12月6日に「内的平和の技術(The Art of Inner Peace)」という講演を行う予定だが、この講演はノルウェーのチベット人協会が主催するものである。

法王は12月8日にノルウェーのヒェル・マグネ・ボンデヴィーク首相と会談する予定である。

またトロムソ大学の招待により、法王は12月5日にトロムソを訪問し、同大学から名誉学位を受ける予定である。トロムソからオスロへ向かう前に、法王はサミ議会の議員たちと会って、「多宗教社会における共通の価値観」と題した異宗教間対話を行う。

今回でダライ・ラマ法王のノルウェー訪問は9回目である。